元自衛隊のお笑い芸人であるやす子さん。
「はい~!」という独特な話し方で、かわいらしいキャラクター。
2023年からテレビで見かける機会が多くなってきましたよね。
何故自衛隊に入ったの?
自衛隊ではどこに所属していたの?…など、
今回は、やす子の自衛隊所属について、調査し紹介したいと思います。
プロフィール|生い立ち
初めに、やす子さんがどのような方か知っていただくために、簡単にプロフィールを紹介していきたいと思います。
やす子|プロフィール
- 名前:やす子
- 本名:安井 かのん
- 生年月日:1998年9月2日
- 出身:山口県宇部市
- 事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
今は明るく、天然なキャラクターのやす子さんですが、
幼少期は母子家庭で、家庭環境が良くなかったそうです。
中学は必要な時だけ、高校では自宅ではなく児童養護施設から通っていたそう。
やす子さんは、児童養護施設での生活は居心地が良かったとお話しされています。
しかし、高校では壮絶ないじめに遭い、3年間トイレで昼食。
ちなみに、柔道部に所属し、黒帯‼個人・団体で県大会に出場する実力の持ち主。
高校卒業後、自衛隊に入隊。
2年間勤務した後、自衛隊を辞め、清掃員として働いていましたが、
Twitterで知り合い、LINEでやりとりをする女の子の友達に芸人に誘われます。
『新人類』というコンビを組み、ソニー・ミュージックアーティスツに面接に行き、見事所属。
突然相方が失踪し、ピン芸人となりましたが、『ぐるナイ「おもしろ荘」』に出演し、3位。
その後、知名度があがり、2022・2023年は出演番組も増え、活躍するとともに
自衛官経験者がなれる即応予備自衛官も兼任しています。⇓⇓
自衛隊入隊した理由
入隊を決めた理由には、複雑な事情があったのだとか…。
続いては、やす子さんが自衛隊に入隊した理由を紹介していきます。
複雑な家庭環境の為、衣食住が安定している自衛隊へ
やす子さんは、高校卒業後
衣・食・住が安定しているという理由で自衛隊に入隊します。
「社会に出てもやっていけるたくわえもなくて、助けてくれという思いで自衛隊に入ったので、まったく志も特になく、逃げる感じで入った」と明かした。
引用:https://www.sponichi.co.jp/
子供の頃は家庭環境が良くなかったそう。
テレビも洗濯機もなく、友達の家の水道で洋服を洗っていたほど…。⇓⇓
「子どものころ、本当に家庭環境がよくなくて、テレビがなく、洗濯機もなくて。
友達の家の水道で服を洗わせてもらったりだとか、ご飯もちゃんと食べれなくて給食で、いかに食べて食欲を満たすことができるか、という環境だった」と語り、
引用:https://www.sponichi.co.jp/
ほかにも、
- 高校生時代はいじめられていた
- 高校生活3年間、トイレで昼食を食べていた
- 親族や友人などいなくて、周囲に助けてくれる存在がいなかった
- 家も未成年だと借りられない
など…。
とても大変だったようです。
また、やす子さんは2023年1月30日に放送されたの『突然ですが占ってもいいですか?』に出演。⇓⇓
番組内にて自衛隊に入った理由について、このようにお話しされています。
14歳か15歳のときに、交通事故に遭って、九死に一生を得て。
人間関係も家庭環境も悪化して、親元を離れて生活していました。
自衛隊に入った理由が、18歳を過ぎたら誰も助けてくれなくて。
衣食住がそろっているところが、パチンコか自衛隊の2択
パチンコの面接に落ちてしまったようで、自分の生活を守るために自衛隊に入らざるを得なかったそう。
そのような状況だったので「人生をやめちゃおうかな」と思ったことも、あったようです…。
無事、自衛隊に入る事が出来て良かったですね‼
入隊後、大久保駐屯地の施設科に配属
複雑な環境の中、経済的な自立を求め、自衛隊に入隊したやす子さん。
滋賀県の大津駐屯地・京都府の大久保駐屯地にて、3カ月ずつの教育。
ほかに、IQテストや適性検査を受け、大久保駐屯地の施設科に配属されたやす子さん。
なんと、女性隊員としてはとても珍しい【ドーザ手(ブルドーザーのオペレーター)】に抜擢されます。
やす子さんの自衛隊時代の生活について、詳しく紹介していきたいと思います。
施設科ドーザ手に抜擢
やす子さんは自衛隊に入隊後、大久保駐屯地の施設科に配属。
施設科とは道路を作る部隊で、災害派遣の際は、土砂やゴミがあるところをきれいに。
そして、任務となると戦車が通る道を作ったりする為、敵に最初に狙われちゃう部隊のようです…。
また、施設科の中でも小隊20人中3人しかいないドーザ手に抜擢。⇓⇓
大型の重機を使用するため、大型取得免許を取得。
危険な部隊だったためか、周りは男性ばかりだったそうで、このようにお話しされています。⇓⇓
周りは男性ばかりで、同僚の女性は2年上の先輩ひとりだけ。
ドーザ手も小隊20人のなかに3人しかいなくて、女性は私だけでした。
引用:https://cocotame.jp/
ドーザ手に抜擢されたことについて、自身でもどこに適性があったかわからないようでしたが、
後に、「IQテストと適性検査の結果の両方が、7段階評価の7だった」と判明したそう。
ドーザ手として、演習場の中の道路を造る仕事などをしていましたが、
やす子さんの評価が良かったためか『両方7のくせに!』って怒られてばかりだったようです。
入隊した後も、大変だったようですね…。
当時の生活
自衛隊の毎日は、訓練に次ぐ訓練だったよう。
- ラッパで6時に起床
- 点呼、掃除、朝ごはん
- 朝礼後に10キロ走る
その後、各自仕事をしていたそう。
なかなかハードですね。
ほかに、月に2回の射撃訓練などがあるみたいですよ。
17時に仕事が終わると、やす子さんは「自主的に何かしよう」と決めていたようで、
- 仕事後10キロ走る
- 筋トレ
- 靴磨き
- アイロンがけ
などを行い23時に消灯という、ストイックな生活を送っていました。
すごいですね‼
最も辛かった仕事
最も辛かった仕事は、半日かけて大自然のなかを進んでいく40km行軍だったそう。
20㎏くらいの荷物を背負って歩くようで、
女性だからといって、ハンデなどがもらえることはなかった。
とお話しされており、
負けてらんない!
と、思いながら訓練。
とても前向きですね。
最終階級は陸士長
やす子さんの最終階級は陸上自衛隊陸士長。⇓⇓
二等陸士から始まり、一等陸士→陸士長と順当に昇任したようです。
ちなみに、月給は18~24万程。
寮費に食事代、電気・ガス・水道代が無料で、さらに月給がもらえます。
経済的にも自立することができたでしょうし、良かったです。
自衛隊時代の仰天エピソード3選
厳しい環境下のため、脱走してしまう人もいる自衛隊生活…。
自衛隊は上官の命令は絶対‼なので無茶苦茶な命令もあったようです。
そのような環境の中で、やす子さんが経験した仰天エピソードについて3つ紹介していきたいと思います。
1:「2段ベッドを絶対に揺らすな」という命令
2段ベッドの下を上官、上をやす子さんが使用。
その際に、上官から『ベッドを絶対に揺らすな』という命令を受けたそう。
2段ベッドとなると、寝返りなどするだけで、すこし揺れてしまいますよね…。
やす子さんは、「どうしたらよいのか…。」と考えた結果、
揺らさないように、ずっと正座で過ごすと決めたそう。
また、そのことについて「つらかった」とお話しされています。⇓⇓
就寝までの最長2時間、ずっと正座していたこともあったんですー正直とてもつらかったですー
引用:https://www.sponichi.co.jp/
訓練を行い、23時消灯というハードスケジュールで大変なのに、寝る前に最長2時正座…。
辛いと感じたのも、納得です。
2:自衛隊の本格的なかくれんぼ
休憩時間に「かくれんぼをするぞ!」という命令が…。
当時、一番下っ端だったやす子は、先輩達を探さなければならない立場だったようです。
さすがは自衛隊‼かくれんぼは超本格的だったらしく
・15メートルの木に登る
・池の中に沈んで隠れる
など、全力だったそう。
命懸けでかくれんぼする自衛隊、かわいいですよね!
と、お話しされていました(笑)。
3:ラップバトル
自衛隊はなかなか駐屯地の外に出ることが難しく、娯楽はラップバトルだったようです。⇓⇓
自衛隊の娯楽はラップバトルだったという。
「暇を持て余してやることがなくなると、男性自衛官は自然に音楽を流してラップバトルしているんですー。」
引用:https://www.sponichi.co.jp/
人間は暇でやることがなくなるとラップバトルをするんだ
と思ったそうです(笑)。
自衛隊を辞めた理由
辞めた理由は、天の声?!
辞める時周りに心配されたなど
やす子さんが自衛隊を辞めた理由について紹介していきます。
辞めよう!という天の声が降りてきた
入隊して1年半くらい経った頃。
『自衛隊、辞めよう!』という天の声みたいなのが降りてきたそうです。
4年勤続すると退職金が出るため、22歳までは絶対辞めないつもりだったそうですが、
天の声が降りてきて、前を歩いている上官に追いつき『辞めます!』って言ってしまってそうです。
勢いでいってしまったみたいですね(笑)
突然の行動は、やす子さん自身も予想外だったようですよ。⇓⇓
辞めてどうするかも、住むところとかも何も考えてなかったんですけど、その日のうちに任期が来たら辞めることに決まりました
すごい唐突で、本当に自分でも理由がわからなくて……あの感じは“降りてきた”と言うしかない
引用:https://cocotame.jp/
同僚や上官から引き留められた
やす子さんが自衛隊を辞める際、同僚や上官からは「辞めるなんてもったいない‼」と引き留められたそう。
また、やす子さんの生活面がポンコツだったようで、そのことについても周囲から「自衛隊をでてやっていけるのか?」と心配もされたそう。⇓⇓
次に働くところや住むところをちゃんと決めて、文書にして提出しろって言われました。
そうじゃないと心配で辞めさせられないって感じで。
引用:https://cocotame.jp/
ちなみに、やす子さんが辞めてしばらくして部隊がなくなってしまったそう。
運がよかったみたいですね(笑)
以上、やす子の自衛隊所属について紹介しました。
『ゴチになります!25』にて、新メンバーとして抜擢され、初レギュラー出演を決めたやす子さん。
これからの益々のご活躍を願っています。
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